骨粗しょう症の予防と改善には、カルシウムを充分に摂取するよう食生活を見直し、適度な運動と、適度な日光浴を生活に取り入れることが重要です。
運動するにあたっては、あくまでも「健康づくりのための運動」であることを心得ておくことが大切です。人と争ったり、記録に固執すると、無理をしすぎてかえって大事故を招くことにもなりかねませんからね。
★ウォーキング
まずは、もっとも気軽な運動・・・身体を動かす・・・として、ウォーキングからはじめてみてはいかがでしょう。
歩くことには、若さを保ち、ストレスを解消させる効果があります。肥満の予防にもなります。また同じ姿勢でデスクワークをしている人にとって最大の悩み?であり、骨粗しょう症のもっとも顕著な症状のひとつでもある、腰痛の予防に絶大な効果が期待できます!
しかし、効果は、正しい歩き方をしてこそ得られます。間違った方法では、かえって身体のあちこちに支障を及ぼすことにもなります。
では、正しい歩き方とは?
まず視線をまっすぐに保つことが大切です。数メートル先の地面を見る感じがいいでしょう。
肩は楽にし、腕をしっかりと振ります。腕を前後に振ることで自然に歩幅が広がり、リズミカルな歩き方ができるようになります。
そして、かかとから着地するようにします。足の甲とすねの角度が直角になると理想的です。
そしてつま先でけりだすようにしましょう。
健康づくりのウォーキングは、いつもよりちょっと大またで! はじめはゆっくりと・・・徐々にピッチをあげて、楽しく、リズミカルに歩きましょう!
★水中運動の勧め
骨粗しょう症の予防と対策には、適度な運動が必要です。
とはいえ、ひざや腰に故障を抱える人たちにとって、運動はつらいですよね? その点、お勧めなのが水中での運動です。
「水泳」というと抵抗がある人もいらっしゃるのではないですか? 鼻から水を吸い込んでしまったときのあの痛みは、ほとんどの人が経験しているものです。
健康づくりのためには、別に無理して泳ぐ必要はありません。温水プールで身体を動かすだけでも充分なのです。
水中では浮力が働きます。肩まで水中に沈んだ姿勢でたつと、水中での体重は陸上での10分の1にまでなるといいます。筋肉や関節に余計な負担をかけることなく、むしろ水中のほうが楽に身体を動かすことができるでしょう。
また、水中では、体温が奪われますから、体温を一定に保とうとして生理機能が自然に働き、エネルギーを燃焼させます。そのためちょっとした動きで効率よく運動効果が得られるのです。また、水圧が全身にかかりますから、全身の血行が良くなります。
また腹部の内臓が横隔膜を押し上げて肺を押し縮めるため、自然に呼吸は腹式呼吸になります。胸式よりも深く呼吸をすることができるのです。