骨粗しょう症は、骨量が減り、骨がカスカスの状態になってしまう病気です。原因は、カルシウムの摂取不足やホルモン変化などがあります。骨粗しょう症の予防と改善では、カルシウムを充分に摂取することが第1にあげられます。
成人のカルシウム必要摂取量は、通常、600ミリグラムといわれますが、骨粗しょう症の改善と予防には、1日1000ミリグラムを目標にしましょう。
したがって、それだけの量をとるためには、カルシウムを豊富に含み、かつ吸収率の良いものを優先的にとるようにします。
<カルシウムを多く含む食品>
・牛乳や乳製品・・・牛乳、プロセスチーズ
・小魚や海藻・・・干しあみ、干しえび(殻つき)
・青菜類・・・小松菜、青梗菜
・大豆、大豆製品・・・凍り豆腐、木綿豆腐
*なかでも牛乳や乳製品は、カルシウムの吸収率が高く、優良なカルシウム供給源です。
干しえびや煮干、干しあみ、干しひじきは、100グラム中のカルシウムは確かに多いのですが、現実的に考え、毎日の食生活のなかで干しえびを100グラム食べ続けることはなかなか難しいですよね。
干しえびの1食の摂取量はせいぜい5グラム程度だからです。
牛乳の場合、100グラム中の摂取量からすると、到底干しえびには負けますが、牛乳なら100グラムどころか、200グラムを毎日飲み続けることは決して無理な話ではありません。朝、コップ1杯飲めば、もう200グラムです。
牛乳をそのまま飲むのは苦手な人は、シチューやポタージュスープに入れてもいいでしょう。無理のない形で持続することが大切です。
以下に、食生活という面での、骨粗しょう症対策の注意点をあげてみましょう:
1.カルシウムを充分に摂取しましょう
なんといっても、骨を作る材料となるカルシウムの摂取は非常に重要です!カルシウムを多く含む食品は、乳製品、魚介類、緑黄色野菜、海藻、大豆製品です。
2.ビタミンDでカルシウムの吸収を助けましょう
カルシウムの吸収を助けます。通常、戸外に出る生活をしていれば、日光にあたることで皮膚で作ることができます。
3.たんぱく質の摂取は適量にしましょう
たんぱく質のとりすぎは、カルシウムの利用を悪くします。
4.塩分の取りすぎに注意します
塩分の取りすぎはカルシウムの利用を悪くします。
5.アルコールの摂取はほどほどにしましょう
アルコールの飲みすぎは、カルシウムの吸収の妨げになります。
6.加工食品の摂取に注意しましょう
加工食品(ハムやソーセージ、インスタント食品、スナック菓子)にはリンが多く含まれています。リンの取りすぎはカルシウムの吸収を妨げます。
7.カルシウム強化食品をうまく利用しましょう
「カルシウム入り」と表示された補助食品を利用するのも一考です。